平素は学校運営にご協力いただき誠にありがとうございます。
本年 2 月に開催されましたジャカルタ・チカラン日本人学校維持会理事会において、2025 年度よりJJS、CJS 両校とも義務賛助金の金額を改定することを決定しました。背景や金額改定については以下の通りでございます。
チカラン日本人学校は、2019 年開校に際して学校設立の意義に賛同頂きました 200 を超える企業・個人の皆様から寄付金にご協力頂きました。その後、年会費にあたります義務賛助金にもご協力頂き、学校の設備の充実や運営に使わせて頂いております。開校から 7 年目を迎えておりますが、2020 年からのコロナ禍を政府の援助などでなんとか乗り切り、児童生徒数も順調に増加、昨年度は漸く自力で経営黒字になったことも皆様の支援のお陰と感謝しているところです。
かかる背景から 2025 年度の校納金については値上げを見送りましたが、学校の施設、備品の為の施設利用料は物価上昇率の 3%の値上げ(35,000Rp)をさせて頂きました。一方、毎年年会費として頂いている義務賛助金については、学校設備の充実を目的に使わせて頂いており、開校間もないチカラン日本人学校に於いては運動場の整備、体育倉庫への通路の整備や昨年の 5 周年記念式典に於いて披露させて頂いた校歌レリーフの制作などに使わせて頂きました。
さて、新設の当校はこれまで校舎・施設の修繕は少額でありましたが、7 年目を迎え、痛みも目立ち始めております。今後 10 年目の大規模修繕、15 年目、20 年目と修繕が必要となってまいります。これら修繕費については、保護者負担の校納金、施設利用料とは別に義務賛助金の積み立てで実施したいと考えております。開校以来継続してきました義務賛助金を値上げさせて頂き、大規模修繕に備えたいと存じます。かかる事情についてご理解を頂き、今後とも義務賛助金を通して学校の運営にご協力賜りますよう心よりお願い申し上げます。
最近のコメント