令和2(2020)年3月27日
保護者の皆様
チカラン日本人学校
校長 酢谷 昌義
令和2(2020)年度の開始にあたって(お知らせ)
保護者の皆様には日頃より、本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。
さて、4月からの新年度を前に、コロナウィルス感染症の拡大により、チカラン地区をはじめとするインドネシア国内は、日々状況が変化する事態となっております。このため、本校が現在予定している4月22日(水)の新年度の開始にあたっては、次のような条件を満たすことが必要だと考えております。
授業等の開始の条件(学校閉鎖等の後、再開する場合にもこの条件が満たされること)
①教職員・児童生徒・保護者及び同居の家族にコロナウィルス感染者がいないこと
②日本及びインドネシア両政府(インドネシア地方政府も含む)からの休校等の通達がないこと
③学校としての最低限度の指導体制が確立できること
3月27日現在、チカランはジャカルタとは地域も異なるため、上記の3つの条件を満たしていると判断し、4月22日(水)の新年度開始を見込んでおります。しかし、状況は日々変化しておりますので、状況が変わり次第ご連絡を致します。予定通り新年度が開始できるかについては、改めて4月7日(火)までには、ご連絡を致します。
また、授業開始時の学校の取り組みと、感染者が出た場合の対応は、下記の通りとなります。保護者の皆様には、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い致します。
記
授業を開始した場合の学校としての感染防止のための取り組み
【登校前】
・保護者及び同居家族に、感染者との濃厚接触・感染の疑いのある方が出た場合には、速やかに学校へご連絡頂く。
・児童生徒は毎朝家庭で検温し、37.5℃以上の場合には登校させない。
【登校時】
・非接触型体温計を用いて、児童生徒・教職員・保護者等の来校者を入校時に検温する。37.5℃以上の場合には、入校をご遠慮いただく。(ドライバーは入口ゲートで検温する。児童生徒や保護者等の来校者はエントランスにて検温する。37.5℃以上の場合には、車に戻って接触型体温計で再度検温。そこでも37.5℃以上の場合には、入校を認めない。)
・エントランスにアルコール除菌剤を置き、手を消毒して入校する。
・通学バスでは、マスクの着用を要請する。ドライバー・添乗員は必須とする。(下校時も同様)
【教室にて】
・教室は常に窓を開けて(エアコンはつけて)換気に努める。
・児童生徒の机の間隔をできる限りあけ、昼食の時間を含めて、常に机は前向きとする。
・休み時間や体育の後には、手洗いを励行する。
【体育館にて】
・全校児童生徒が集まるような行事は、しばらく行わない。体育で使用する場合には、扉を開けて換気に努める。
【下校時】
・お迎えのドライバー・保護者等には、登校時と同様の検温等を行う。
○感染者等が出た場合の対応について
『同居の家族(この場合には、住み込みのメイド・自家用車のドライバーを含みます)が感染した場合』
その家庭の児童生徒は、14日間の自宅待機
『児童生徒に感染者が出た場合』
小学部の場合、学年閉鎖とし、学年の児童は14日間の自宅待機。
中学部の場合、中学部全体を閉鎖とし、中学部の生徒は14日間の自宅待機。
該当の学年・学部以外の児童生徒及び教職員はマスクを着用して授業を継続する。
『複数の学年で児童生徒の感染者が出た場合』
小学部内での複数であれば、小学部を学部閉鎖 小学部児童は14日間の自宅待機
小中にまたがっての複数であれば、学校閉鎖 全児童生徒は14日間の自宅待機
『教員及び事務室職員に感染者が出た場合』
学校閉鎖 全児童生徒は14日間の自宅待機
『教員又は事務室職員のドライバーに感染者が出た場合』
すぐにドライバーを変更し、該当の教員又は事務室職員はマスクをして、しばらく健康観察を続ける
以上
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